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スマホと接続しても高精度3Dスキャン——ハンディー3Dスキャナー「Revopoint POP」

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クラウドファンド 3Dスキャナ

スマートフォンと接続しても高精度3Dスキャンができるハンディー3Dスキャナー「Revopoint POP」がKickstarterに登場し、好評を得ている。

Revopoint POPは、ストラクチャードライト方式の3Dスキャナー。ストラクチャードライト法は、ストライプやグリッドなどのパターン光を物体に投影し、三角測量で対象物までの距離を測定してパターンのひずみ具合を解析し、物体の奥行き情報を取得する技術だ。

Revopoint POP

Revopoint POPは、クラス1の赤外線を対象物に投影し、2つの赤外線センサーを使って0.3mmの精度でスキャンできる。使い方としては、Revopoint POPを三脚で固定し、対象物をターンテーブルで回転させて360度スキャンする方法と、Revopoint POPを手で持ち、対象物の周囲を撮影するようにしてスキャンする方法の2つがある。手持ちでスキャンする場合、強い直射日光を避ける必要はあるが、Revopoint POPをスマートフォンに接続して屋外の物を3Dスキャンすることも可能だという。

Revopoint POP
Revopoint POP

Revopoint POPの大きさは154.6×38.2×25.6mm、重さは約200g。PC/スマートフォンとの接続はUSB3.0。USB接続したPCやスマートフォンから電源供給できるバスパワー方式なので、外部電源は不要だ。

Revopoint POP

Revopoint POPのスキャン速度は最大8フレーム/秒、キャプチャー範囲は210×130mm、測定距離は275±100mm。対応するOSはWindows 8または10(64bit)/Android6.0以降で、iOS/MacOSにも対応予定だ。出力形式はSTL/PLY/OBJ。なお、Revopoint POPは、その技術的特性上、透明あるいは反射の強い物体はそのままではスキャンできないので注意が必要だ。

Revopoint POP

Revopoint POPの早期割引価格は、3Dスキャナー単体(三脚兼ホルダー付き)が1930香港ドル(約2万6000円)で、ターンテーブルとスマートフォンホルダーが付属する「POP Special Bundle」が2705香港ドル(約3万6000円)。出荷は2021年3月の予定で、日本への送料は294香港ドル(約3900円)だ。

Revopoint POPは5万香港ドル(約66万円)を目標に、2021年2月4日までクラウドファンディングを実施するが、キャンペーン開始からわずか3時間で目標額の3倍もの資金を調達し、2021年1月7日時点で目標額の170倍以上に当たる約880万香港ドル(約1億1700万円)を既に集めている。

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