Speedy 100とSpeedy 300は、彫刻品質の向上や準備時間の短縮など、さまざまな点でパフォーマンスアップが図られている。彫刻品質については、新開発したCeramiCoreレーザー光源の採用により繊細な構造／線／文字のレーザー彫刻が可能で、加工エリア全体にわたって均一に彫刻できる。

また、準備時間短縮のために、形状に応じてカットスピードと加速度を最適化できる「OptiMotion」機能を搭載。同機能はSpeedyシリーズのうち「Speedy 400」にのみ搭載されていたが、Speedy 100とSpeedy 300にも搭載された。直線や曲線をパラメーター設定したレーザー出力で照射できるように、最適なスピードで自動的に加減速し、均一なカットラインや断面を可能にする。

安全性にも配慮されており、操作パネルも直感的に操作しやすいデザインを実装。キースイッチと緊急ボタンを操作パネルの近くに移動したことで、危険な状況になった場合は加工をすぐに停止できる。LED照明の採用により加工エリアの視認性も向上し、彫刻やカットの位置を素早く設定可能だ。