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5G時代のオフィスワーク——テックファーム、コクヨとの共同研究を開始

ギャラクシーズが開発中の「VR Classroom」を応用し、3Dアバターが動き回るバーチャルオフィスを実現

テックファームは2021年2月12日、5G通信の特性を活用した次世代のオフィスワークに関するコクヨとの共同研究を開始すると発表した。

テックファームの5Gに関する知見とコクヨのオフィスに関する知見を融合し、高速大容量/低遅延/多数同時接続という5Gの特性を活かした、次世代のオフィスワークを実現するソリューションを開発する。

共同研究によるソリューションのひとつが、Raspberry Piとカメラによるフィードバックだ。各デスクにRaspberry Piとカメラを設置し、顔認識によって在席状況を把握、利用者へ長時間着席のアラートや表情などをフィードバックする。利用者にとってはセルフマネジメントやワークスタイルに対する気づきにつながり、企業は従業員の幸福度やストレス度の参考情報として活用できる。

また、テレプレゼンスロボットによる遠隔コミュニケーションでは、話しかけたい相手の位置をアプリで確認すると、自走式ロボットが席の近くへ自動で移動。アプリに表示される映像で相手の状況を見た上で、声をかけるかどうか判断できる。

話しかける際はロボットが相手の隣へ移動するので、お互いに顔を見ながらのコミュニケーションも可能だ。事前に個人データ(顔認証)を登録しておけば、誰がどこにいるかをマップ上に可視化でき、新型コロナウイルス対策として注目されているホテリング(事前に座席を予約して利用する方式)にも対応する。

3DモデルをMRデバイスで設置する様子

さらに、3Dモデルを利用したソリューションも開発予定だ。試作品のリモート確認では、コクヨ製家具の3DモデルをMRデバイス「Magic Leap」で体験できる。これまでは直接見る必要があった試作品が、遠隔かつ複数人で同時に確認可能となる。3Dモデルは、グループ会社のギャラクシーズ(豊島区)が開発した特殊な装置で作成する。

また、3Dモデルをバーチャル空間で動かすギャラクシーズの技術を応用した、3Dアバターが動き回るバーチャルオフィスも実現予定だ。

クラウド基盤には、NTTドコモが提供する「ドコモオープンイノベーションクラウド」を利用する。

本研究は、同年2月15日にオープンしたコクヨのラボ施設「THE CAMPUS」で行なう。同施設の5G環境を活用し、実用化を視野に入れたソリューションの開発を進めていく。

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