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ロビット、工場向け汎用型外観検査AI機器「TESRAY Sシリーズ 」をリリース

工業品や食品の製造ライン向けの外観検査AIソリューション「TESRAY」を手がけるロビットは、外観検査AIソリューションをパッケージ化した「TESRAY Sシリーズ」を発表した。

「TESRAY Sシリーズ」は、6軸のロボットアームの先にカメラと照明が搭載された検査ロボットで、アーム部分は最大12軸まで追加できるとしている。

撮影に独自開発の多軸ロボットを使うことによって、検査の見逃しが発生しやすいリブやR部上の異常も検出しやすく、ラメ加工や透明部品など光や模様の影響を受けやすい外装の検査でも、高い精度で異常を検出できるのが特徴だ。

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導入にあたっては検査用の学習データをロビットに提供し、納入前にAIに学習させるため、注文から納品まで約4~6カ月程度を要する。また、工場内の生産設備との連動や、前後工程とのつなぎ込みを目的としたカスタマイズにも対応する。

同社ではこれまで顧客ごとにオーダーメイドで自社開発のAIとハードウェアを組み合わせた外観検査システムを納入してきた。「TESRAY Sシリーズ」はこれまで自動車部品や工業製品、食品、農作物などの外観検査AIに対するノウハウと技術の蓄積によって開発した製品だ。

photo デモ機による検査の様子(上)。検出結果はディスプレイに表示される(下)

fabcrossの取材に応えたロビットCEO兼CTOの新井雅海氏は「新型コロナ以降、あらゆる業界の製造ラインで省人化や技術承継の問題が顕在化し、急激に『製造業のDX化』が叫ばれるようになった」として、生産ラインの自動化の需要が大きく変化していることに言及した。

その上で、「AIを活用した外観検査は、ハードウェアとソフトウェアとAIの3つの組み合わせで成立する。一般的なAIベンダーはハードウェアの知識が無いケースが多く、製造業の課題に応えられずにいる。ロビットはハードウェア出身者が多いこと、製造業の現場理解があることが強みとなり、さまざまな企業にTESRAYを導入することができた」と振り返った。今回発表した「TESRAY S」には、これまでオーダーメイドで対応してきた「TESRAY」を汎用化することで、AI外観検査ソリューションの普及を更に強化したいという狙いがある。

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