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伝統工芸の未来を灯す「組子ランタン」

「組子ランタン」がCAMPFIREで出資を募っている。

プロジェクト発起人のARATAME Outdoor & Craft高橋氏の実家は伝統工芸を使った建具業を営んできたが、年々減少する和室需要などから、高橋氏の父は家業を継がせず自分の代で畳むことにしたのだという。高橋氏は幼いころから見てきた職人や父の職場が無くなることを悲しみ、跡継ぎ問題や低価格の商品に押されて失われつつある日本の伝統工芸の技術を守るべく同プロジェクトを立ち上げた。

高橋氏が着目したのが、家業で製造していた組子細工だ。組子は主に和室(屋内)に使われるが、プロジェクトには組子を屋外に持ち出すことで新たな活躍の場所/価値を与え、伝統工芸の未来を少しでも明るくできる製品を作りたいという願いが込められている。

ランタンの光には自然の炎と同じ周波数の揺らぎ(1/F揺らぎ)を採用している。寸法は100×100×100mm、本体重量は約250gで、単三電池を3本使用する。1/Fゆらぎモード「強」で5~8時間程度点灯し、ライトの明るさは常灯モードで約200ルーメン程度。

CAMPFIREでは、10%オフとなる2万3500円(税込)で購入できるプランなどを用意している。

組子ランタンは2021年6月20日までCAMPFIREでクラウドファンディング中だ。目標金額20万円に対し、5月17日時点で12万8000円を集めている。リターンの出荷は2021年12月以降を予定している。

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