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レーザー加工にも対応——デスクトップサイズCNCルーター「Comgrow ROBO」

デスクトップサイズのCNCルーター「Comgrow ROBO」がKickstarterに登場し、わずか4時間で目標額の調達に成功している。オプションで500mW/5W/10Wのレーザーヘッドキットも用意している。

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Comgrow ROBOは、初心者でも自動ミリングや彫刻加工が簡単にできるようデザインされた小型CNCマシン。フレームを含む主要な部品は高品質なアルミ合金で作られている。

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本体サイズは400×280×281mmと設置場所を選ばず、重さは7.5kgと持ち運びも簡単。加工サイズは300×180×45mmで、PCB、ウッド、ベークライト、TPR樹脂、アルミニウム、レザー、紙、アクリルなどさまざまな素材を加工できる。プリアセンブリされた状態で届けられ、6本のネジ締めだけで組み立てられる。

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本体はABS製のZ軸を除き高品質なアルミ合金製で、高い強度と熱拡散率を考慮したデザインを採用している。初心者でも高精度で安全な加工ができるよう、Z軸の自動ゼロキャリブレーション機能や、素材の特性に応じて回転速度をコントロールするシステム、非常停止ボタンなどを搭載する。

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また、加工データの転送はSDカードを使うが、制御ソフトウェアは別途用意する必要がある。また、オフラインモジュールを備えており、PC不要で加工することもできる。

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Comgrow ROBOは、今なら37%オフの数量限定早割価格1703香港ドル(約2万4000円)で入手できる。出荷は2021年7月の予定で、日本への送料は99香港ドル(約1390円)だ。2021年5月27日までクラウドファンディングを実施しており、5月20日時点で10万香港ドル(約140万円)の目標額を上回る約103万香港ドル(約1451万円)を集めている。

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