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最短4時間で堆肥にできる——バイオプラスチックも分解できる生ごみ処理機「Lomi」

ボタン1つで簡単に生ごみを堆肥化できる卓上サイズの生ごみ処理機「Lomi」がIndiegogoで約7億6600万円を集めてプロジェクトを達成し、現在In demandで注文を受け付けている。

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Lomiは、生ごみだけでなく、生分解性プラスチックのスマホケースや食器も堆肥にできる。加熱と粉砕、酸素を利用してごみの分解を促進し、省エネかつ静音設計で、地球や環境にも優しい。

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使い方も簡単で、Lomiの中に生ごみを入れたら、ボタンを押すだけ。でき上がった堆肥は、家庭菜園や花壇に利用できる。

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堆肥化モードは全部で3種類。素早く生ごみを処理したい場合は最短4時間の「Express Mode」、時間をかけて栄養豊富な堆肥を作りたいときは20時間の「Eco Mode」、生分解性プラスチックを処理する場合は10時間の「Bioplastic Mode」を利用すると良い。

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大きさは228×388×314mmで、容量は3Lまで。内部のステンレスバケツは、食洗機対応で清潔さを保てる。処理中のにおいは、詰め替え式の活性炭フィルターで抑えている。騒音レベルは、40~50dBと電子レンジよりは静かだという。

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Lomiはクラウドファンディング終了後も売り上げを伸ばし、2021年7月20日時点で5万ドル(約550万円)の目標額を大きく上回る707万ドル(約7億7400万円)の資金を調達している。In Demandでの特別価格は399ドル(約4万4000円)で出荷は2022年1月の予定だが、現時点で日本への発送はしていない。

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