スイッチサイエンスが「Pico Explorer Base」などRaspberry Pi Pico関連3製品を発売
2021/08/02 13:40
スイッチサイエンスは2021年7月29日、Raspberry Pi Pico関連の3製品「Pico Explorer Base」「Raspberry Pi Pico用 薄型LiPoバッテリーモジュール」「Pico Proto」を発売した。
Pico Explorer BaseはRaspberry Pi Picoに、ミニブレッドボード、LCD、モータードライバー、スイッチ、ADC入力、スピーカー、GPIOなどを付加する実験/プロトタイピングボードだ。
I2C Gardenスロットを2つ搭載しており、対応するPimoroni拡張基板を差し込むだけで使用できる。また、タクトスイッチ4つを備えた240×240IPS LCDにより動作状況をモニタリングし、制御できる。価格は3663円(税込)だ。
Raspberry Pi Pico用 薄型LiPoバッテリーモジュールは、過充電、過放電保護回路を組み込んだ薄型のLiPoバッテリーコントローラーだ。Raspberry Pi Pico向けに設定されており、Picoの背面のピンにはんだ付けして使用することでよりスリムにリチウムイオン電池を追加できる。
内蔵の充電回路は、USB経由でPicoに電力を供給することで、接続されたバッテリーを再充電できる。また、モジュールが不要なときにバッテリー電源の供給を止める電源ボタンと、LEDインジケーター2つ(白:モジュールの電源供給、赤:バッテリーの充電状態を表示)を搭載している。寸法は21×21×7mm、充電電流は215mAで、価格は1144円(税込)だ。
Pico ProtoはRaspberry Pi Pico用のプロトタイピング基板。2.54mm間隔の6×20グリッドにPicoピンラベルが用意されており、カスタム回路作成の際に便利だ。寸法は約51×25×1mm。ピンヘッダーは付属しないため、用途に応じてオスメスを適宜用意する必要がある。価格は330円(税込)だ。