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3Dプリンターと輪ゴムで作る虫かごが「ナイスアイデア」と話題

プロダクトデザイナーの大村卓さんが3Dプリンターと輪ゴムで作った虫かごをTwitterで公開したところ、4万3000件以上の「いいね」を集め評判になっている。

3Dプリンターで造形した虫かごの枠には多数の溝が付いており、そこに輪ゴムを引っかけて使う。指で輪ゴムを広げて虫を中に入れ、ゴムから手を離すだけで逃げられなくなるため、虫捕りの際に素早く確実に捕まえることができる。

一定間隔に張られた輪ゴムを使っているため、力の強い虫や小型の虫は抜け出す恐れがあるほか、虫によっては噛み切られてしまうこともあるという。

大村さんは、後日のツイートで「最初に作ったバージョンはゴムのテンションに負けて変形してしまったので断面形状を調整した」と補足した。ゴムを掛ける部分も「掛けやすく外れにくい」形状を検証したそうで、「これらを一体でやるにはやっぱり3Dプリンタが便利」と説明している。

虫かごの外形寸法は150×80×110mmで、大村さんのWebサイトで1650円(税込)で販売もしている。また、枠の3Dプリント用データのみを400円(税込)で販売しており、手持ちの3Dプリンターで作成することも可能だ。

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