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イタリアで走行中のEVにワイヤレス充電できる高速道路の建設計画が浮上

イスラエルのElectReonは2021年5月18日、イタリアで開催される「Arena of the Future」プロジェクトへの参加を発表した。同プロジェクトでは、ElectReonのワイヤレス充電技術を統合し、高速道路や有料道路を走行するEVの非接触充電を実証。ワイヤレス充電道路システムの安全性と充電効率を最大化するとともに、耐久性を高めるための建設方法を検討する。

実証は、多国籍自動車製造会社STELLANTISや、イタリアで有料道路を運営するBrebemiなどと協力して進められる。今後数ヶ月にわたって1MWの電力でEVにワイヤレス充電可能な、1050mの環状道路を建設。ミラノからから約50kmに位置するこの環状道路には「Arena of the Future(Arena del Futuro)」と名付けるという。

同プロジェクトにより、ワイヤレス電力伝送(WPT)技術において、停止および走行中の車両向けの静的/動的電力伝送を含む複数のモードで実証可能になった。ElectReonは、同社のワイヤレス充電技術があらゆるアプリケーションに適していることを実証していく。

fabcross for エンジニアより転載)

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