新しいものづくりがわかるメディア

RSS


Raspberry Piで家電2台の電源操作ができるHATボード「Home Automation HAT」

Raspberry Piで2台の家電の電源をオン/オフできるホームオートメーション用HATボード「Home Automation HAT」がKickstarterに登場し、着々と調達額を伸ばしている。

Home Automation HATは、既存の家電をスマート化し、Raspberry Piのプログラムで自動的に電源をオン/オフしたり、スマートフォンでコントロールしたりすることを可能にするHATボードだ。

Home Automation HAT

Home Automation HATは、AC250V/7AまたはDC30V/10Aまでの家電や機器を2台までコントロールでき、センサー類と組み合わせると、室温に応じて天井のシーリングファンを動作させるようなホームオートメーションが可能になるという。

Home Automation HATとRaspberry Piは40ピンスタッキングヘッダーで接続する。3.3Vの制御信号はEL357NCフォトカプラーで高圧側から分離されており、220V-5Vのコンバーターも搭載している。

Home Automation HAT
Home Automation HAT

また、Raspberry Piにリレー制御用アプリ「PiRelay」をインストールして、PlayストアからAndroidデバイス用PiRelayアプリをダウンロードすれば、Androidスマートフォンをリモコンとして使って家電の電源をオン/オフすることもできる。ただし、PiRelayはクラウドサービスではないため、外出先からコントロールすることはできないので注意が必要だ。

Home Automation HATのキャンペーン価格は、12ポンド(約1800円)、5個セットなら40ポンド(約6100円)だ。出荷は2021年11月の予定で、日本への送料は15ポンド(約2300円)だ。

Home Automation HATは2021年9月26日までクラウドファンディングを実施する予定だが、2021年9月6日時点で目標額の500ポンド(約7万6000円)を大きく超え、約1800ポンド(約28万円)を既に集めている。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る