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Markforged、高機能3Dプリンター複合材料「Onyx FR-A」「Carbon Fiber FR-A」を発表

Markforgedは2021年7月26日、 新たな3Dプリンター用複合材料「Onyx FR-A」と「Carbon Fiber FR-A」を発表した。航空宇宙や防衛産業など、材料に厳しい要件や規制が課せられる分野を支援する大きな戦略的ステップになるという。

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2つの複合材料は、カーボン短繊維を添加した難燃性材料「Onyx FR」とカーボンファイバー材料「Carbon Fiber FR」の航空宇宙対応バージョンとして開発。工業用3Dプリンター「X7」で出力可能な複合材料は現在、ウィチタ州立大学付属の国立航空研究所(NIAR)に属するNCAMP(National Center for Advanced Materials Performance)による認定プログラムで評価中だ。

Onyx FR-AとCarbon Fiber FR-Aは、特に航空機内装部品向けに火災、煙、毒性(FST)の要件を満たすよう設計されており、トレーサビリティやNCAMP認定の仕様も備える。高い重量比強度や高品質な表面仕上げ、信頼性の高さから、航空宇宙や防衛産業など材料に厳しい要件や規制が課せられる産業での採用を想定している。そのようなハイレベルなドキュメンテーションが求められる産業が、より自由に付加製造や連続繊維強化を使ったエンドユースパーツの可能性を探求できるようになるとしている。

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