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コーディング不要でIoT開発——Arduino「Oplà IoT Kit」向けテンプレートを公開

Arduinoは2021年7月30日の公式ブログで、「Oplà IoT Kit」を使って迅速にプロジェクトを完成できるテンプレートについて紹介した。スケッチのアップロードなどが自動化されている。

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テンプレートはクラウド開発環境「Arduino Cloud」に加わった新機能で、数クリックするだけで各種プロジェクトを立ち上げることができる。コーディングスキルを必要としないためOplà IoT Kitがさらに使いやすくなり、初心者の電子工作への興味をかき立てるとしている。

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Oplà IoT KitはオープンなプログラマブルIoTプラットフォームで、自宅や職場にあるデバイスとのスマート接続、およびカスタムIoTデバイスの自作などに活用できる。各種プロジェクトに必要なコンポーネンツがすべて揃っており初心者向けとされるが、ダッシュボードの作成やコーディングなど、ある程度の知識が必要だった。

現時点で、以下の7つのプロジェクト向けテンプレートが利用できる:

  • ホームセキュリティーアラーム
  • インベントリーコントロール(在庫管理)
  • パーソナルウェザーステーション
  • 照明リモコン
  • スマートガーデン
  • サーモスタットコントロール
  • Thinking About You(メッセージ送信システム)
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テンプレートを使うためには、Oplà IoT Kitの登録とArduino Cloudへのサインインが必要。Oplà IoT Kitの購入者には12カ月のサブスクリプションが提供されるが、無料のクラウドプランでも手続きできる。サインインができたらプロジェクトの種類を選び、”Import”ボタンをクリックする。さらに、ウィザードに従い簡単なプロセスを経るとセットアップが完了する。

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