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自作スマートウォッチも——0.95インチOLED搭載Arduino互換ボード「Pocuter」

コインサイズの大きさに12種類の機能を搭載したArduino互換ミニコンピュータ「Pocuter」がKickstarterに登場し、人気を集めている。

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Pocuterは、小型基板にフルカラーOLED、32ビットマイコンATSAMD21G18A、Wi-FiおよびBluetooth内蔵のESP32、MicroSDカードスロット、プログラマバブルボタン×3、マイク、加速度計、温度センサー、光センサー、RGB LED、充電モジュールを搭載。基板サイズは26×23mmで、バッテリーとケースを含めても厚みは約11mmに収まる。

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内部メモリはフラッシュメモリが256KB、SRAMが32KB。最大512GBのMicroSDカードからArduinoスケッチや画像をロードすることもできる。

ディスプレイは0.95インチ、96×64ピクセル、16ビット表示で、例えば25fpsのライブレンダリングも可能。専用APIを利用すると時間や天気、Twitterなどの情報を表示できる。

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OSとしてPocuter OSを搭載し、ライブラリや開発キット、専用クラウドやアプリストアも用意する。microUSB経由で充電可能で、音声コマンドや自動ウェイクアップ機能を搭載したスマートウォッチや、自転車用スピードメーターなどのDIYも可能だ。

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早割価格は39ユーロ(約5100円)。出荷は2021年12月の予定で、日本への送料は9ユーロ(約1200円)だ。

Pocuterは、2021年9月19日までクラウドファンディングを実施中。9月9日時点で、1万2000ユーロ(約156万円)の目標額を大きく上回る約10万ユーロ(約1360万円)を集めている。

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