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部品総数3000個! 自動で発射するミニチュアジェットコースターが登場

3d_coasters/YouTube

アイオワ州立大学の卒業生Dan Fritsche氏は2021年3月4日、自身のYouTubeチャンネルで、3Dプリントパーツで作ったミニチュアジェットコースターが実際に稼働する様子と、製作過程のダイジェストを公開した。ジェットコースターは総重量30ポンド(約13.6kg)、パーツの総数2983個にも及ぶ本格的なもので、ミニチュアの製作には総計900時間の作業時間を要している。

モデリングやパーツの組み立てもさることながら、ジェットコースターを実際に動かす過程に最大の苦労があったようだ。同氏はジェットコースター専門のWebメディア、Coaster101に掲載のインタビュー記事にて、ジェットコースターを製作するうえで最も難しかったことに、コーディングを挙げている。

同インタビュー記事によれば、ジェットコースターの稼働には、Arduino Unoとサーボモーター5個、DCモーター1個を使用している。また、ジェットコースターのシミュレーションが可能なNoLimits 2でレイアウトを設計し、Fusion 360にインポートしてモデル化。Creality CR-10にて3Dプリントしたようだ。

Fritsche氏は自身のInstagramアカウントでもミニチュアジェットコースター製作の様子を公開していて、YouTube動画と併せて確認するとその緻密さがより伝わるだろう。

fabcross for エンジニアより転載)

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