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3Dプリントで出力するスチール製モジュラーハウス「Exosteel Mother Nature」

イタリアの建築設計事務所MASK Architectsは、3Dプリントで出力するスチール製モジュラーハウス「Exosteel Mother Nature」のコンセプトデザインが完成したと発表した。建築を開始するための出資を募っており、サルデーニャ島オラーニにあるニヴォラ美術館近郊に複数のハウスを建てる計画だ。

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Exosteel Mother Natureは、同事務所のÖznur Pınar Çer氏とDanilo Petta氏が同国の彫刻家コスタンティーノ・ニヴォラ氏の作品「La Madre(母)」に感銘を受け設計された。3Dプリントで出力したスチール製の外骨格建築システムによるもので、オランダの3Dプリント技術プロバイダーMX3Dと、ドイツに本社を置く産業ロボットメーカーKUKAのロボットアームを使った「EXOSTEEL」と呼ばれる技術により建築される。

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スチール製の外骨格は建築物の機能エレメントを広げると同時に、支える役目を持つ。ハウスの組み立ては最初、中空状の中心柱を地中に埋め、オーガニックブランチで柱を補強するとともに3階建ての各フロアを支える。さらに各階のペリメーターフレームが、ハウスのオーガニックな形状でデザインされたパネルのファサードを配置し、サポートする構造になっている。

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Mother Nature開発プロジェクトでは白色でハートの形をした複数のハウスを建築する計画で、すべての建築物はサルデーニャ島の気候や天候に耐えられるデザインとなっている。中心には彫像La Madreの頭部を模した「エネルギータワー」を据え、タワーを覆うソーラーパネルと、タワーの頂上の風力タービンで発電する。また、タワーの頂上にはスマートカメラや火災検知器が設置される計画だ。

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ハウスの設計者Öznur Pınar Çer氏とDanilo Petta氏は建築とアート、テクノロジー、自然の融合により、コミュニティの結束を強めることを目指し、次のステージに進むための出資を募っている。

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