同社によると、KAR85-AM-Kを利用することで、柔軟なデザイン性や短いリーダタイムといった3Dプリンティングの利点と、タングステンカーバイドの特性を活かした高品質な高耐久性パーツの提供が可能になる。既にこの材料を使って造形した部品は、複数の顧客においてフィールドトライアル段階にある。

KAR85-AM-Kは、コバルト、ニッケル、クロムを独自仕様でブレンドしたのが特徴だ。バインダージェット方式による金属3Dプリンティングサービスにより、既存のタングステンカーバイド材料「CN13S」と同等の耐食性と耐摩耗性の特性を有する高耐久性部品の造形が可能になる。