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ラズパイでタグボートをアップデート——50年前のタグボートの再生にRaspberry Piを活用

Raspberry Pi財団は2021年9月29日、古いタグボート「Baltic」をリノベーションし、Raspberry Piを活用して多数の機能を自動化した例を紹介した。

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Balticは、1962年にノルウェーで建造され、1980年代まで運用されていたタグボートだ。約5年を費やして、外観は元の姿に、内部は豪華ヨットのようにすっかり改装されて、現在はイギリス領海内にある。

ボートのデジタル化を担当したのは、イタリアのSfera Labsだ。同社は大型商用船などに使われる統合プラットフォーム管理システム(IPMS)クラスのアーキテクチャを、Raspberry Piを使ってタグボートに構築することを目指した。

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船内のラックには、いわばデジタル船長ともいえるツールとして、同社の産業用サーバ「Strato Pi CM Duo」や、機能豊富なオールインワンソリューション「Iono Pi Max」がすっきりと収められている。いずれも「Raspberry Pi Compute Module 3+」をベースにしたモジュールだ。さらに調理室には、「Raspberry Pi Compute Module 4」を搭載したマルチセンサーモジュール「Exo Sense Pi」を配置しているという。

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このようにRaspberry Piを多数利用することで、電力の分配からタンクやポンプの制御、ナビゲーション、アラーム、火災検知、照明、スタビライザー、チャージャー、インバーター、バッテリー、ビデオなど、すべての主要機能と補足機能を完全統合し、ボートを制御できるとしている。

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