新しいものづくりがわかるメディア

RSS


Raspberry Pi財団がVulkanアップデートを発表——Pi 4がバージョン1.1に適合

Raspberry Pi財団は2021年10月26日、Raspberry Pi 4がVulkan 1.1に対する規格の適合性が正式に認められたと発表した。

photo

Raspberry Pi財団は約1年前、Raspberry Pi 4デバイスへのVulkan 1.0のサポート開始を発表した。それ以来、ドライバーのパフォーマンスの改善や機能群の拡張などVulkan 1.1のサポートに向け準備を進め、Vulkanの開発元Khronosから正規に認定された。

Vulkan 1.1サポートのために必要なドライバーの変更は既にv3dv Mesaドライバーに統合されており、早期にRaspberry Pi OSへの実装も実現したいとしている。

Vulkan 1.1サポートに加え、新たにジオメトリシェーダーのサポート(OpenGL ESドライバーでのみサポート)も開始。また、追加のVulkan機能や拡張も実装しており、詳しくはリストから確認できる。

さらに、シェーダーコンパイラーの改善により、多くのシナリオにおいてより良いコード生成が可能になり、VulkanとOpenGLの両ドライバー向けエクスペンシブシェーディングとともに、Unreal Engine 4で作ったゲームやアプリケーションの大幅な改善が期待できる。

Unreal Engine 4コードはVulkanドライバーの有効化に適しており、シェーダーコンパイラーの最適化作業にも役立つ。一方で、Unreal Engine 4ゲームがRaspberry Pi 4で作成できるのは喜ぶべきことだが、UE4はとても高価な上、ゲームプレイのためのパフォーマンスは十分ではないともしている。

また、RenderDocとGFXReconstructのサポート改善も実施しており、Vulkan開発者が利用できるツールとしてVulkanサポート改善を続けていくとしている。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. cmレベルの高精度RTK-GPS測位ができる拡張ボード「GPS-RTK HAT for Raspberry Pi」
  2. 放射性中性子を排出しないクリーンな核融合——コンパクトで高効率な水素-ボロン核融合炉を計画
  3. ラズパイとLTEを搭載——防塵防水55インチ4Kモニター発表
  4. 発がん性物質などを含まない、光造形3Dプリンター用レジン「エキマテ」改良版が発売
  5. カットもできる、10万円以下の組み立て式レーザーカッターLazervidaを使ってみた
  6. ラズパイにハードウェアクロックを——「Raspberry Pi 400用 RTCモジュール」
  7. 第1回 ラズパイってなんですか
  8. ラズパイとの違いは? 初心者向けArduinoの使い方とオススメキット
  9. ラズパイでRFIDを使う——UHF帯RFID拡張ボード「UHF RFID」シリーズ
  10. ラズパイやJetson Nanoを最大8個搭載可能なクラスターケース

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る