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リビングの一角が暖炉に早変わり?——Raspberry Piで作るバーチャル暖炉ディスプレイ

Raspberry Pi、液晶テレビ、木材などを使って、本物の炎が揺らめいているように見えるバーチャル暖炉ディスプレイを自作したKevin Hinds氏が、その詳細についてソーシャルメディアRedditで紹介している。

木製の暖炉の枠とマントルピース、3Dレンガ調シール壁紙、メタルフレームのフェンスなどで作製したバーチャル暖炉ディスプレイは、遠くから見るとまるで本物の暖炉のようだ。ただし、暖炉の中にあるのは薪ではなく、木枠にはめ込まれた32インチスマートLEDテレビだ。

Digital Fireplace Screen
Digital Fireplace Screen

製作にかかった日数はわずか半日で、プログラミングもそれほど複雑ではないようだ。暖炉映像のオン/オフには、定期的にタスクを実行するcrontabを利用した。暖炉の中で火が燃えている映像と火が消えている状態の映像を用意し、たった2つの映像をそれぞれ夜と日中にループ再生させ、夕方になると暖炉に火がついたように見せ、指定時刻になると火が消えたように見せている。

スレッドでは、赤外線ヒーターなどの暖房機能を追加してはどうか、ハロウィーンのいたずらにも使えるなどのアイデアが集まっている。さらに、実際にHinds氏のコードを組んでみたユーザーからは、最新のRaspberry Pi OSで動作させる場合の注意点も挙げられている。

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