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子供は誰でもアーティスト——STEAM教育向けお絵描きロボット「Quincy」 #CES2022

STEAM教育玩具に力を入れている中国のLandzo Technologyが提供するお絵描きロボット「Quincy」が、2022年1月5日~7日(現地時間)にかけてアメリカのラスベガスとオンラインでハイブリッド開催された国際見本市「CES 2022」でイノベーションアワードを受賞した。

Quincyは、絵の描き方や英単語のつづり、簡単な足し算などをステップバイステップで教えてくれる「家庭教師」のようなロボットトイ。対象年齢は3~8歳だ。

付属のお絵描きカードをQuincyの「目」の部分にかざしてスタートボタンを押すと、「まず、長い直線を描いてみよう」などと話し出し、お手本となる動作を始める。Quincyは要所要所で一時停止し、本体頭頂部のボタンを押すまで次のステップには進まないので、子供たちは自分のペースで絵の練習ができる。

絵が完成したら、続けて文字カードを使って英単語のつづりも学べる。英語以外にフランス語やロシア語、スペイン語などの言語にも対応しているとのことだ。

また、算数チャレンジカードをかざすとQuincyが絵を描いて物語を話し、簡単な算数の問題を出す。子供たちは正解を考えて数字カードをQuincyにかざして回答するという形で足し算の問題にもチャレンジできる。

本体の色はグリーン/イエロー/ホワイトの3色が用意されており、大きさは最大直径105×高さ153mm(アーム部除く)、重さは516g。充電式リチウムバッテリーを内蔵し、1回2~2.5時間の充電で連続5.5時間動作が可能だ。ワークブック4冊とお絵描きカード24枚、文字カード26枚、数字カード10枚、算数チャレンジカード4枚のほか、ペン2本とUSBケーブル、マニュアルが付属する。

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