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「RP2040」搭載——低コストで多彩なプロジェクトを構築できる開発ボード「StackyPi」

Raspberry Piの「RP2040」マイコンを搭載した開発ボード「StackyPi」がKickstarterに登場し、資金を募っている。

StackyPiはRP2040マイコンのほか、64MBフラッシュメモリ、micro USB電源ポート、micro SDカードスロット、LED×2、ボタン×2を搭載する。

StackyPi

40ピンヘッダーを介してRaspberry Pi用HATと接続すれば、入退場システム、スマートホーム、セキュリティーシステムなど、さまざまなプロジェクトを構築できる。動作電圧は3.3V、インターフェースはGPIO/UART/SPI/I2Cに対応し、大きさは30×65mmだ。

StackyPi

RP2040はRaspberry Pi独自のマイコンで、Armのデュアルコア「Cortex-M0+」(最大動作周波数133MHz)、264KBオンチップRAM、DMAコントローラー、各種インターフェースを搭載する。低コストでパワフルなチップのため、費用対効果の高い組み込み電子機器やプロジェクトの開発が期待できる。

StackyPi

StackyPiのキャンペーン特別価格は10ポンド(約1500円)。出荷は2022年3月の予定で、日本への送料は15ポンド(約2300円)だ。「Pico WiFi HAT」などの拡張ボードもオプションで用意している。

StackyPiは2022年2月21日までクラウドファンディングを実施。2022年2月2日時点で、目標額500ポンド(約7万7000円)を上回る約6300ポンド(約98万円)を集めている。

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