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Raspberry Pi財団、Unityが無料で学べる教材をリリース

Raspberry Pi財団は2022年1月13日、ゲーム開発ツール「Unity」を用いた若者向けの新たな無料教材をリリースした。UnityとTides Foundationが設立したUnity Charitable Fundの基金5万ドルを得て、若者のスキルを高めるリソースを提供することで、将来のキャリア形成を支援する。

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同財団は、バーチャル世界のゲームやストーリーの作成に興味がある若者向けに、Unityのリアルタイム3Dを活用した6つのプロジェクトを用意した。Pythonに触れた程度の初心者レベルから始められ、プロジェクトを通じてUnityの使い方を簡単かつ効率的に学ぶことができる。

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Unityは、リアルタイム3Dの作成や操作が可能なプラットフォームで、本格的なゲーム開発にも使われているプロ向け仕様ながら、誰でも無料で使えるのが魅力。経験を積むほど複雑なことができるようになり、数多くの成功したインディーゲームも作られていることから、これから学ぶ若者にも人気ゲームやストーリーのクリエイターになるチャンスがあるとしている。

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「Explore a 3D world」、「Star collector」、「Non-player characters」、「World builder」、「Quest seeker」、「3D adventure」の6つのプロジェクトにおいて、C#によるコードの書き方や、3Dロールプレイングゲームやキャラクター、インタラクティブストーリーの作り方などを説明する。若者は、プロジェクトを通じてUnityの主要な機能に慣れ、オリジナルの3Dビデオゲームなどを作成できるようになる。

コーディングや問題解決スキル、イマジネーションをバーチャルで表現するスキルを習得することが自信になり、多くの若者がテックセクターで求められるレベルに成長することを期待している。

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