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静かにホッキョクグマを見守れる——雪上のEVバギー「EV Tundra Buggy」を発表

© Robert Taylor/Frontiers North Adventures

カナダでシロクマツアーなどを展開するFrontiers North Adventuresは2021年11月20日、ツンドラを走る特殊バギー「Tundra Buggy」をEV化した「EV Tundra Buggy」を発表した。同日、「ホッキョクグマの首都」とも称されるマニトバ州チャーチル付近の亜寒帯ツンドラを走行している。ゼロエミッション技術で環境への負担を減らすとともに、車両騒音を最小限に抑えた静かなツアー体験を提供する。

同社は温室効果ガス排出量の削減に取り組んでおり、環境、社会に配慮した事業活動から、Bコーポレーションの認定を受けている。今回、レッドリバーカレッジなどと協力し、ディーゼル駆動のTundra Buggy1台をバッテリー駆動のEV車両に改装した。

また、同社は今後10年以内に、保有する12台のTundra BuggyをEV化する予定だ。これにより、今後25年で3600トン以上の二酸化炭素を削減できるとしている。

「EV Tundra Buggyの主な成果は、温室効果ガス排出削減への貢献、そして、ゲストのための静かなツアー体験になるだろう」と、CEO兼社長のJohn Gunter氏は語っている。ゲストと野生動物の邪魔をしない車両になると期待される。

fabcross for エンジニアより転載)

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