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マインクラフト内にRISC型CPUを構築——バーチャル世界にテトリスなどのゲームを作れる

sammyuri/YouTube

マインクラフトのプレイヤーSammyuri氏が2021年11月14日、自身のYouTubeチャンネルにて、マインクラフト内に7カ月がかりで構築したRISC型CPUについての説明動画を公開した。

このCPUの名称は、「Computation Humongous Unconventional Number and Graphics Unit by Sammyuri 2(Chungus 2)」。16ビットRISC型CPUで、4段の命令パイプライン(フェッチ、デコード、実行、格納)があり、クロック周波数が1Hz、RAMが256バイト、命令キャッシュが128バイトとなる。その他、レジスタや命令セットなどの仕様も動画内で説明されており、プレイヤーはChungus 2を使ってプログラムを実行できる。

外部メモリも活用でき、Atari 2600と同等の4 KiB(キビバイト)にまで対応。複雑なプログラムの実行には外部のアセンブラを利用する。

Chungus 2でプログラムしたテトリスなどのゲームや、グラフのレンダリングなどの様子も紹介されている。Chungus 2の詳細は、マインクラフトサーバーのmc.openredstone.orgに公開されている。

fabcross for エンジニアより転載)

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