新しいものづくりがわかるメディア

RSS


ロボットペットを自分で作ろう——イヌ型ロボット「Pupbee」とクモ形ロボット「Spidee」

Arduinoベースの歩行ロボット組み立てキット「Pupbee」と「Spidee」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

Pupbeeは4脚歩行のイヌ型ロボットで、12個のメタルギアサーボとさまざまなセンサーを搭載し、ぬかるんだ道やでこぼこした所を本物の犬のように進むことができる。角度20度未満の傾斜も上れるという。軽い物なら背中に乗せて運ぶこともできる。大きさは220×200×150mm、重さは450gだ。

Pupbee

Spideeは6脚歩行のクモ型ロボットで、Pupbee同様、12自由度だ。大きさは直径(最大)250×高さ100mm、重さは480g。アルゴリズムやソースコードはPupbeeとは異なる。

いずれもボディは3Dプリント製で、ねじで組み立てられる。Android/iOS対応アプリから操作し、バッテリー駆動で連続作動時間は20~45分。オプションでカメラを搭載することも可能だ。

Spidee

対象年齢は5歳以上で、ロボットの組み立てやコーディングを通して、子供たちはSTEMやロボティクスについて学ぶことができる。

今回のキャンペーンが成功すれば、コードをオープンソース化する予定で、ホームセキュリティーや子供向けペット玩具、家族の見守り用など、用途に合わせてユーザー自身でカスタマイズできるようになるとしている。

Pupbee & Spidee

フラッシュセール価格は、Pupbeeが99ドル(約1万1000円)、Spideeが89ドル(約1万円)。出荷は2022年4月の予定で、日本への送料は20ドル(約2300円)だ。ただし、3Dプリント製ボディは付属しないので、STLファイルかボディパーツを別途購入する必要がある。ボディ付きキットの早期割引価格は、Pupbeeが149ドル(約1万7000円)、Spideeが139ドル(約1万6000円)だ。

PupbeeとSpideeは、2022年3月16日まで目標額1万ドル(約120万円)を目指してクラウドファンディングを実施中だ。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る