アスラテックのロボット制御システム「V-Sido」、川崎重工業の四脚ロボット「RHP Bex」に採用
2022/03/10 12:00
アスラテックのロボット制御システム「V-Sido」が、川崎重工業が開発中の四脚ロボット「RHP Bex」に採用された。
RHP Bexは、100kgの積載能力を持ち、人が搭乗して操作することもできる四脚ロボットだ。路面などの状態によって脚による歩行モードと車輪移動モードの使い分けができるのが特徴だ。
今回、同ロボットの歩行動作生成向けにV-Sidoが採用された。V-Sidoは、リアルタイムでロボットを動作制御できるシステムだ。突然の衝撃や不安定な足場でも倒れにくいという特徴を持つ。また、形状や大きさ、アクチュエーターの種類にかかわらずさまざまなタイプのロボットに適用できる。
RHP Bexでは、V-Sidoが人からの操作指示とロボットのジャイロセンサーなどからの情報に基づいて歩行動作を生成。応用として屈伸などの全身動作も生成する。
RHP Bexは、東京ビッグサイトで2022年3月9~12日の期間で開催中の「2022国際ロボット展」(川崎重工業ブース)で初公開している。