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警備員の代わりに巡回警備/点検するセコムのセキュリティロボット「cocobo」

セコムは、商業施設やオフィスビル向けの警備用セキュリティロボット「cocobo(ココボ)」を2022年1月17日に発売した。

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cocoboは警備員の代わりに巡回警備や点検する機能を持つ。巡回ルートを自律走行し、カメラでとらえた映像をリアルタイムにAI解析して、残留者や転倒者、放置物を検知できる。不審者を発見したときは、音声やライトで警告したり、煙を使って威嚇したりできる。

cocoboにはカメラ付きのアームがついており、ベンチ下や自動販売機の奥側や底面など、人では確認が難しい場所も点検可能だ。また、同社が提供するAIを活用したバーチャルキャラクターが警戒/受付業務を代行する「バーチャル警備システム」などのセキュリティシステムや、建物の監視カメラ映像、エレベーターや電気錠などの設備情報、施設や地域の情報など、クラウド上のさまざまな情報を利用できる。

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セコムグループの常駐警備サービスを導入済みの顧客向けに提供する。月額レンタル制となり、利用料はcocobo本体が月30万円(税別。以下同)、充電台が月6万円、監視卓が月3万円となる。その他、防水加工や検知対応、アーム、クラウド連携などのオプションも用意している。

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