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Boeing、3Dプリンティング技術を使い米軍向け最新衛星「WGS-11+」を製造

航空機大手Boeingは2022年3月1日、米軍の広帯域グローバル衛星通信(SATCOM)システム向けの最新衛星「WGS-11+」の製造を開始したと発表した。高度な手法を用いて最新の商業技術を効果的に取り入れることで、これまでより数年短い5年計画でプロジェクトが進行している。

Boeingとアメリカ宇宙軍は、WGS-11+システムの最終デザインレビューを2021年末までに終わらせ、公式に生産フェーズに入ったと発表。2024年の納入を予定しており、現在10基で運用されているWGS衛星コンステレーションに、最新のフェーズドアレイ技術を搭載するWGS-11+が加わることで、米軍や同盟国のミッションにおける通信パフォーマンスが向上するとしている。

WGS-11+の開発や製造には、AM技術やラピッドプロトタイピング、アジャイル開発といった最新手法を取り入れることで、システムのパフォーマンスを向上しながらコスト削減と納期の短縮につなげている。

Boeing Government Satellite Systemsの副社長Troy Dawson氏は、「WGS-11+向けに1000個以上のパーツを3Dプリントしている。準備のための莫大な時間や特別なツールは必要なく、システムの質を改善するためのカスタマイズが可能になった」と話す。

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