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米海軍、最新大型無人潜水艇「Snakehead」を公開——本格運用に向け一歩前進

Photo By: Rich Allen/U.S. Navy

米ロードアイランド州ニューポートにある米海軍水中戦闘センター(NUWC)は、2022年2月2日、ナラガンセット湾試験施設で、米海軍の最新式大型無人潜水艇(LDUVV:Large Displacement Unmanned Undersea Vehicle)「Snakehead」の命名式を開催し、その姿を初公開した。

Snakeheadは、政府所有のアーキテクチャーと車両ソフトウェアを使用しており、モジュール式のためミッションの内容に応じて再構成が可能なLDUVVだ。誘導制御、ナビゲーション、推進、操縦、状況認識、センサー機能により、作戦地域の情報収集などの任務遂行を支援する。さらに、潜水艦のドライデッキシェルターから発進が可能だ。

米海軍は長年にわたり、LDUVVの開発に力を注いできた。Snakeheadによる無人での情報収集の可能性が広がったことを受け、指揮官のChad Hennings大佐は、海軍の戦闘員を危険から守るための最初のステップの1つだと述べ、開発チームや関係者の功績を称賛した。

開発チームは、船体材料や、潜水艦からの発進および回収方法、動力源となるリチウムイオン電池の認証などの分野で技術革新を図ってきた。予算の圧迫などを経ながら開発の歴史を14年の間支え続けた、海中および海底戦闘支部長のAdam Outlaw氏は、「水中に浮かぶ大型UUVを見るのが待ち遠しい」とSnakeheadの本格運用へ期待を寄せている。

fabcross for エンジニアより転載)

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