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ラズパイZeroで人工衛星を制御——ユタ州立大学生による小型人工衛星プロジェクト「GASPACS」

Raspberry Pi財団は、ユタ州立大学(USU)の学生チームが開発した小型人工衛星「GASPACS」について紹介した。開発チームによると、フライトコンピューターにRaspberry Pi Zeroを採用した初の衛星になるという。

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GASPACS(Get Away Special Passive Attitude Control Satellite)は、アメリカ航空宇宙局(NASA)スポンサーによる小型人工衛星「CubeSat(キューブサット)」プロジェクト用に、ユタ州立大学の学生らが中心となって10年以上をかけて開発。10×10×11.3cmの1Uサイズで、長さ1メートルのインフレータブルブーム「AeroBoom」の展開と、AeroBoomが展開後に受ける上層大気からの力による受動的姿勢制御(Passive Attitude Control)の技術検証の2つを主要なミッションとする。

GASPACSは、Raspberry Pi Zero、Raspberry Pi カメラモジュール V2、DFRobot製マイコンボード「Beetle」や加速度/磁気センサー「LSM303AGR」、リアルタイムクロック「DS3231SN」などを搭載したカスタムインタフェースボード、EnduroSat製バッテリー、トランシーバー/アンテナ、ソーラーパネル、AeroBoomペイロードなどで構成される。フライトソフトウェア「CubeWorks」の80%はPythonで書かれており、プログラムはGitHubに公開されている。

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GASPACSは、2022年1月にISS(国際宇宙ステーション)に到着した。同月26日(現地時間)にISSと同じ地球低軌道に投入され、AeroBoomの展開に成功。その後軌道上での姿勢制御にも成功し、目的を達成している。ユタ州立大学の上空軌道を通過する際、Piカメラで撮影したイメージを同大学の地上局に送信することにも成功した。GASPACSが送り続けたテレメトリーデータによると、衛星は想定よりも早く2022年2月2日に大気圏に再突入し、通信を絶ったようだ。

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