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熱風乾燥で3Dプリントフィラメントを湿気から守る「JengaLabs ACTIVE DRYER」

3Dプリンター用フィラメント乾燥機「JengaLabs ACTIVE DRYER」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

FFF方式3Dプリンター用フィラメントに使われている熱可塑性素材は湿気に弱いため、フィラメントの吸湿は造形中の糸引きやにじみ、気泡、ひび割れ、反り、変形などさまざまな造形エラーの原因となる。

JengaLabs ACTIVE DRYER

JengaLabs ACTIVE DRYERは、熱風乾燥の原理を利用して360度空気循環と適応制御により乾燥させる。乾燥の段階に応じて適切な温度を保つことで、収納しているフィラメントの劣化や過熱による変形を防ぐので、造形物の反りや変形も最小限に抑えられる。

JengaLabs ACTIVE DRYER

温度調節機能と湿度モニターが搭載されており、一般的なフィラメント材料に最適な乾燥プロファイルがプリセットされている。乾燥プロファイルはカスタム設定することも可能で、今後さらにさまざまな材料に対応する予定だ。

JengaLabs ACTIVE DRYER

JengaLabs ACTIVE DRYERは乾燥ユニットと収納ユニットで構成されており、サイズは250×360×297mm。収納ユニットには750gフィラメントスプールを最大3巻、1kg/2kgフィラメントスプールを最大2巻収納可能だ。フィラメントチューブアダプターが付属し、1.75mm/2.85mm/3mmとさまざまなフィラメント径に対応している。

JengaLabs ACTIVE DRYER

L字型の乾燥ユニットにはヒーター、エアフロー装置、操作用LCDスクリーン、インジケーターライトを搭載。乾燥ユニット前面部の操作用LCDスクリーンはタッチパネル式で、インジケーターライトの点灯中の色で現在の動作状況を確認できる。

JengaLabs ACTIVE DRYERの特別早期割引価格は3042香港ドル(約4万9000円)。出荷は2022年10月の予定だが、残念ながら日本は出荷先に含まれていない。

JengaLabs ACTIVE DRYERは2022年5月5日までクラウドファンディング中だ。目標金額は7万7909香港ドル(約127万円)で、2022年4月19日時点で約7万8000香港ドル(約127万円)を集めている。

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