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手描きで立体アートが作れる——ナカバヤシ、「3D Pen」を発売

ナカバヤシは、ペン先の熱でプラスチックを溶かして立体アートを作れる「3D Pen(スリーディーペン)」を同社運営ECサイト限定で、2022年5月16日に発売した。

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3D Penは、熱溶解積層方式3Dプリンターの仕組みを利用して、プラスチックフィラメントをペン先の熱で溶かすことで、プラスチックを立体的に成形する3Dプリントペンだ。

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一般的なABSやPLAと比べ高温になりにくいPCL(生分解性プラスチック)を、プラスチックフィラメントに使用。PCLの特性により、熱を加えてペン先から出た直後は柔らかく粘度があるため、固まる前にプラスチックフィラメントを指でならすことで、表面を滑らかに整えることもでき、繊細な表現も可能だという。

ボタンで操作し、1クリックで押し出しとストップを切替可能で、プラスチックフィラメントの押し出しスピードを2段階(速い/遅い)から調節できる。給電方式はUSBケーブル式だ。

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本体セット内容 は、3Dペン、USBケーブル(電源プラグは付属していない)、お試し用プラスチックフィラメント×2、マニュアル、初心者でも使えるテンプレート(1枚)、指サック。本体サイズは149.5×31.8×28.5mm。価格は6600円だ。直径1.75×5mのPCLプラスチックフィラメントは、220円(価格はすべて税込)となる(3D Pen本体に付属するお試し用フィラメントは全長2~3m程度で色はランダムだ)。

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