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ストラタシス、複合材料対応の3Dプリンター2機種発売

ストラタシスが、FDM方式3Dプリンター「F123シリーズ」に複合材料に対応した「F190 CR」「F370 CR」2機種を追加した。

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F123シリーズは、再利用可能な造形トレイやリモートモニタリング用のカメラなどを搭載している。F190 CRとF370 CRの2機種は、直感的な操作でCADからプリンターへのワークフローを提供する統合型「GrabCAD Print」ソフトウェアを同梱。完全加熱型の大型造形チャンバーとスタビライザーウォールによって、高さのある部品を造形が可能だ。

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両機種とも高強度コンポジット、エンジニアリンググレードの熱可塑性プラスチックをサポートする。また、F370 CRは材料自動交換機能を備えており、材料交換のために造形を中断する必要がない。本体サイズは、1626×864×711 mm 、本体重量は227 Kg、最大造形サイズは、305×254×305 mm(F190 CR)、355×254×355 mm(F370 CR)だ。

photo F370 CR

今回同時に、炭素繊維によって強化したF123シリーズ用の新しい複合材料「FDM Nylon-CF10」を発表。同材料はベースとなるナイロン材料と比較して60%以上の強度と約3倍の剛性を持つ。

新プリンターおよび新素材ともすでに受注を開始しており、2022年6月下旬の出荷予定だ。

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