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米GE Renewable Energy、巨大3Dプリンターで風力発電施設のタワーを製造

米GE Renewable Energyは2022年4月21日、風力発電タービンのタワーを製造する技術の研究施設を開設した。同施設では、風力発電タワーを3Dプリントで製造する技術を研究する。同施設にはビル3階分に相当する高さの3Dプリンターを備え、最長20mのタワーの部材を製造するという。

同社は3Dプリント技術の研究を通じて、風力発電タワーの建設現場で部材を製造することを目指している。工場ではなく現場で製造する利点は、完成した部材を輸送するコストの削減と、周辺地域での雇用創出への期待だ。

この種の研究は米国で初の試みであり、新たな製造方法を試行していくことによって、より効率的かつサステナブルな風力発電タワーの製造を目指すという。同プロジェクトは米エネルギー省からの支援を受けており、プロジェクトに従事するチームの20人は、今後5年にわたり3Dプリント技術の最適化に取り組む予定だ。

GE Renewable EnergyのCTOであるDanielle Merfeld氏は、「風力発電施設は大型化が進んでいる。そのような施設が普及するためには巨大なコンポーネントの設計、製造、輸送、および組み立ての方法を改善し続けていくことが特に重要だ」と述べている。

fabcross for エンジニアより転載)

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