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4Kビデオをサポート——Linuxベースのキーボード一体型PC「Orange Pi 800」

中国のShenzhen Xunlong Softwareが、キーボード一体型PC「Orange Pi 800」を発表した。4Kビデオをサポートし、「Raspberry Pi 400」を意識した製品となっている。

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Orange Pi 800は、Rockchip製SoC「RK3399」を搭載し、背面に豊富なインターフェースを備えたキーボード型パソコン。サイズ286×122×22mm、重さ385gと軽量コンパクトで持ち運びが容易で、マウスとモニター、電源をつなぐだけで手軽にパソコンとして利用できる。

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CPUはARM6コア64ビットプロセッサー、GPUはARM「Mali-T860MP4」、RAMは4GB(LPDDR4)、ストレージは64GB(eMMC)を搭載し、通信はデュアルバンドWi-Fi(IEEE802.11b/g/n/ac)、ギガビットイーサネット、Bluetooth 5.0接続に対応する。背面には、USB Type-C(給電用)、HDMI2.0(4K@60fps)、VGAポート、USB2.0、USB3.0×2、26ピンGPIO、ヘッドホン/マイク入力、スピーカー、Micro SDカードスロットを備える。

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キーボードは78キーのQWERTY配列タイプで、静音性と放熱性の高い設計を採用。OSはLinuxベースの「Chromium OS」と今後リリース予定とする「Orange Pi OS」をサポートする。また、PythonとScratchを実装しているため、プログラミング学習に適しているという。販売時期や価格については、今のところ未発表だ。

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