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人工衛星間のレーザー通信実験に成功——地上局不要の相互通信を実現

フォトニクスデザインサービスを提供する米CACIは2022年5月17日、小型衛星間の光通信実証実験に成功したと発表した。米国防高等研究計画局(DARPA)及び宇宙開発局(SDA)と協力して、100km以上離れた2つの低軌道衛星の間で、200ギガビット超のデータ送信に成功した。

この実証実験は、低軌道上に宇宙空間に安全保障用のメッシュネットワーク構築する「ブラックジャック計画」に向けた「Mandrake II」プログラムの一環。今回の実証実験では、CACIの「CrossBeam」と呼ばれる光学端末を用いて40分以上の通信を確立。高速な光通信を可能にするポインティングやデータ取得、追跡アルゴリズムといった機能を評価し、Optical InterSatellite Links (OISLs)と呼ばれる衛星間光学通信の確立に成功した。CrossBeam OISLsは、今後アメリカの防衛機関が宇宙ベースの安全な通信ネットワークを確立するのに必要な、高速データ送信技術に向けた最初のステップとされている。

CrossBeamは、 CACIが2021年12月に買収した米SA Photonicsが開発した技術。衛星2基は米SpaceXによって打ち上げられた。

fabcross for エンジニアより転載)

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