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3Dプリントでデスクトップサイズの風洞試験装置を自作

スペイン在住のdannyesp氏が、自作したデスクトップサイズの風洞試験装置をソーシャルニュースサイトRedditに投稿し、話題を呼んでいる。装置をセットアップし動作させる様子や、車の模型の周りを可視化した空気が流れる動画や写真も公開している。

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自動車や航空機など高速で空気中を移動する物体の周囲の空気の流れは、燃費や性能に大きな影響を与えるため、メーカーでは開発段階で風洞試験を実施している。風洞試験では、装置内に可視化した空気の流れを作り観測したり、空気抵抗などを測定したりして、空力性能の向上を図る。

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dannyesp氏が自作した風洞試験装置はホビー向けだが、簡易的な空気の流れの可視化や風速測定ができる。製作コストを抑えるため、ほとんどの部品をリサイクルや3Dプリントで調達しており、装置のガラスケースは不要になったフォトフレームから、ブラシレスモーターは故障したドローンから、アトマイザー(噴霧器)は古くなった加湿器の部品だ。3Dプリント用STLデータは、今後公開する予定だという。

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風洞試験装置内に模型を置き、装置の後方に設置したブラシレスモーターを駆動し気圧を下げることで、前方の空気が後方に向かい流れる仕組みだ。前方に設置したアトマイザーが空気の流れを可視化し、空気の入り口にハニカムスタイルのグリッドフィルターを置くことで、模型の形に沿ったきれいな空気の流れを作れるという。装置内はガラスケースを通して見られるため、カーマニア向けおもちゃとしても需要がありそうだ。

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