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MakerBot、クラウドベースの3Dプリンティング支援ソフト「CloudPrint 2.0」を発表

MakerBotは、クラウドベースの3Dプリンティング支援ソフト最新版「CloudPrint 2.0」を発表した。ブラウザーを介し安全かつ簡単にワークフロー管理ができ、デザインや試作、生産性の向上に貢献する。

CloudPrintは、3Dプリンティングの準備から管理、モニタリングまでシームレスに支援するクラウドベースのアプリケーション。最新版となるCloudPrint 2.0では、ユーザーインターフェースや機能を大幅に追加、強化しており、3D CADデータの取り込みから造形までのプロセスの迅速化を実現する。

ネイティブ3D CADデータのインポートに対応し、目的の造形に最適化するための高度な設定やプリセットモードで3Dモデルをスライスする。複数のオプションからプリンターと材料の組み合わせを選択し、ダイレクトにプリンターへ送信する。プリンターの内蔵カメラの映像は、ウェブブラウザーからリモートモニタリングが可能だ。

新機能として、マルチボディパーツのインポート機能や、パーツの方向や位置を自動で調整しサポート材料の使用を抑える「Smart Orient」を追加。キューイング(待ち行列)管理の改善により、ビルドプレートから造形物を取り外したらすぐに次のジョブを開始でき、3Dプリンターの効率的な運用が可能になる。また、モニタリング中のリアルタイムステータスアップデート機能が、トラブルシューティングの問題を低減する。

業界標準のセキュリティと高度な暗号化に対応し、ユーザーのデータを無許可のアクセスから保護する。チームメンバーのワークスペースへの追加とアクセスレベルの調整や、高度なレポート機能による運用状況の確認も可能だ。CloudPrint 2.0は無料で利用でき、MakerBotの「METHOD」プラットフォーム、「SKETCH」、「Replicator」シリーズをサポートする。

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