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Creality、3Dプリンターの新製品「Ender-3 Neo」シリーズと「HALOT-RAY」を発表

Crealityは、FFF(熱溶融積層)方式の3Dプリンター「Ender-3 Neo」シリーズとSLA(光造形)方式の3Dプリンター「HALOT-RAY」を発表した。ライブストリーミングによる発表イベントでは、3Dプリンターやアクセサリーのほか、今後発売予定の製品も紹介した。

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Ender-3 Neoシリーズとして、「Ender-3 Neo」「Ender-3 V2 Neo」「Ender-3 Max Neo」の3モデルを発売する。耐久性の高いフルメタルのボーデン式エクストルーダーを搭載し、強力な押し出し力でスムーズなフィラメントのフィーディングが可能。Z軸補正機能付きオートレベリングシステム「CR-Touch」が、高精度かつ安定した造形を支援する。

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Ender-3 Neoは「Ender-3 Pro」のアップデート版で、サイレントメインボードがプリント中の静寂性を向上。波状のフィンヒートシンクが表面積を大幅に増やすため熱放散を迅速化し、スロートチューブの詰まりを抑制する。

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Ender-3 V2 Neoは「Ender-3 V2」のプレミアム版で、4.3インチのカラースクリーンを最新のUIデザインにアップグレードしており、モデルのプレビュー機能によりプリントのビジュアル化が可能。毎秒120mmの高速造形が可能なユーザーフレンドリーモデルで、初心者に最適だ。

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Ender-3 Max Neoは「Ender-3 Max」のフルスケールアップグレード版で、造形サイズを300×300×320mmに拡大。デュアルZ軸とモーターが動作を安定させ、高精密で高品質な造形ができる。さらに、350Wのビルドイン電源供給システムが運転の安定性とプリント品質を高め、最適化した波状のフィンヒートシンクにより、冷却効率をEnder-3 Maxの2倍向上する。

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SLA方式3Dプリンター「HALOT」の第二世代となるHALOT-RAYは、独自開発の「Integral Light Source」技術や、9.25インチの6K解像度スクリーンを搭載。大きなサイズのモデルの、高精細な造形が可能だ。

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他にも、エンジニアやデザイナーなどプロ向けにプレミアム機能を搭載した「Ender-5 S1」が最終準備段階にあることや、3Dプリンター用ファームウェア「Klipper」をベースにし、3Dプリンターの性能を向上するタッチスクリーンタブレット「Creality Sonic Pad」を2022年後半に発売すると発表した。

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