新しいものづくりがわかるメディア

RSS


ドア開けタスク用制御AI「Smart MPC」、川崎重工業のロボット「Nyokkey」が採用

プロキシマテクノロジーは、川崎重工業の双腕自律走行ロボット「Nyokkey」にドア開けタスク向けの制御アルゴリズムを提供開始した。

配膳ロボットのような台車のみからなる自律走行ロボットは、ドアがあると行動範囲が制限される。そのため、ドアと自機との位置関係を推定し、ドアノブを認識するなどして、自らドアを開閉できるロボットが求められている。

この問題を解決するため、川崎重工業は自律走行可能な台車ロボットNyokkeyを開発した。Nyokkeyに制御AI「Smart MPC」とSLAM(Simultaneous Localization and Mapping,自己位置推定と環境地図作成)技術を用いて、多種多様な環境においてドア開けタスクに成功している。

ドア開け動作の手順は、まず拡張現実のARマーカーと光センサー技術のLiDARを用いて自己位置を推定し、ドアノブを認識する。Smart MPCでロボットの目標軌道を生成し、レバーをつかんで回す、ノックする、ドアを押し開ける、前進する、という一連の動作を実行する。

Proxima Technologyが開発したSmart MPCは、MPC(モデル予測制御)に機械学習を組み合わせた技術だ。モデル予測制御とは制御対象の状態予測に基づいて制御する手法で、Smart MPCはモデルを導出する過程を機械学習によって自動化する。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. Raspberry Pi財団、Mastodon公式インスタンス立ち上げを発表——Raspberry Pi 4で運用
  2. 医療用検査機器開発にRaspberry Piを採用——信頼できる産業用開発プラットフォームと評価
  3. 早稲田大学、光造形3Dプリンターによる金属/樹脂精密構造体の作製に成功
  4. 昔のマルスをイメージして、パタパタめくってピンを挿す「路線検索ガジェット」を作った
  5. 1秒当たり250mmでの高速印刷が可能な3Dプリンター「Guider3」販売開始
  6. MITの学生チーム、金属3Dプリンティング用金型鋼材料を開発——Teslaギガファクトリーの金型製造も
  7. シャープの懐かしPC「X68000」を復活させるプロジェクトがKibidangoに登場
  8. 第1回 ラズパイってなんですか
  9. Raspberry Piと公式カメラを1つに——Raspberry Pi 2/3/4B対応ケース「PiShell 2」
  10. 第11回 抵抗? コンデンサー? IC? ラズパイで扱う電子パーツについて教えて!

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る