同製品はX軸、Y軸のプリントヘッド駆動にCore-XY構造を採用し、前機種よりも可動パーツの軽量化を図っていることが特徴だ。印刷時の稼働音を50db以下に抑えながら、最高で秒速250mmの高速印刷が可能だ。

造形サイズは350×350×600mm。最大320℃まで加熱できるノズルを搭載しているため、エンジニアリングプラスチック（エンプラ）素材の印刷にも対応可能だ。対応するフィラメント素材は、PLA、PETG、ASA、ABS、PC、PA、PLA-CF、PETG-CF、PA-CFなど。

X軸、Y軸には工業用のリニアガイドレール、Z軸には直径16mmのリニアシャフトと16mm径のボールねじを両側に搭載している。造形速度を上げても正確な位置決めが可能で、出力の安定性と向上を図っている他、大型モデル（最大耐荷重：30kg）の出力にも対応する。

タッチパネルサイズは7インチに拡大し、タッチ感度も前機種より向上している。また、内部に搭載されたカメラにより、タイムラプス動画の撮影や3Dプリントのプロセスを確認可能だ。

位置決め精度はX／Y軸が11μm、Z軸が2.5μmだ。積層ピッチは0.05～0.4mm。対応データ形式は、stl、obj、3mf、fpp、gx、g、bmp、png、jpgで、対応OSはWindows／8／10／11、およびMac OSだ。

同製品の発売に伴い、2022年9月30日まで全商品を対象とした送料無料キャンペーンが開催される。FLASHOFORGE公式オンラインストアで購入時、クーポンコードを入力すると送料が無料になる。