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Airbus、持続可能な航空燃料のみを使用したヘリコプター飛行に成功

大手航空機メーカーのAirbusは2022年6月22日、持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel:SAF)のみを使用したヘリコプター飛行に世界で初めて成功したと発表した。ヘリコプターは同社の「H225」で、エンジンは仏 Safranの「Makila 2」を搭載している。

Airbusは2021年11月にエンジンの片方でSAFを使用した飛行に成功。今回は両方のエンジンでSAFを使用した。現在、同社の全ヘリコプターはSAFを最大50%混合することが認可されている。2030年までにこれを100%まで引き上げるとし、今後もさまざまなタイプのヘリコプターでテストを継続する考えだ。

航空業界団体であるAir Transport Action Groupのレポート「Waypoint 2050」によると、SAFの使用は航空輸送業界で2050年までに必要なCO2排出削減量の50〜75%を占める可能性がある。Airbus HelicoptersのStefan Thomé副社長は「今回の飛行はヘリコプター業界にとって重要なマイルストーンです。CO2排出量を90%削減するSAF 100%での飛行の認可に向け、私たちの旅は新しいステージに入りました」と述べた。

fabcross for エンジニアより転載)

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