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GIGAスクール端末を使った授業を楽しくする「AkaDako STEAM BOX」発表

ティーファブワークスが、さまざまなセンサー類を搭載したオールインワンSTEAM教材「AkaDako STEAM BOX」の製品版を発表した。

AkaDako STEAM BOXは、文部科学省の「GIGAスクール」の取り組みで学校に通う生徒や児童に配布されているiPadなどの学習用端末を生かして、「楽しくリアリティのある授業展開」を支援するための教材。湿温度や気圧、光度、距離、加速度センサーを搭載し、USBケーブルで接続するだけで簡単にセンサーで計測したデータをグラフなどの形式で確認できる。

iPadを使う際には対応アプリの「Scrub」のインストールが必要だが、PCではアプリなどのインストールは不要。組み立てや複雑な配線などの必要もないため、同教材を使うことで授業の準備が容易になる。

AkaDako STEAM BOXの特長:「GIGAスクール時代のお道具箱」がコンセプト AkaDako STEAM BOXの特長:「GIGAスクール時代のお道具箱」がコンセプト

上記のセンサーの他にフルカラーLEDや振動モーターを搭載。外部の電気回路の制御もできるので、さまざまな授業に対応する。計測したデータはExcelやGoogleスプレッドシート形式で出力することもできる。

プログラミング環境はScratchを採用し、Scratchの知識があればGroveのデバイスやAIとの連携が可能だ。インターフェースにはGroveと汎用のクリップ端子を採用している。

プログラミングの授業をサポートする「課題解決『シンキングカード』」が付属。活用テクニック集も公開している。

AkaDako STEAM BOXは2023年3月に発売予定で、価格は未定だ。条件を満たせば「1カ月お試し無料レンタル」を利用できるキャンペーンも実施予定だ。

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