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データ不足を振動でガイド——peel 3d、ハンドヘルド型3Dスキャナー「peel 3」/「peel 3.CAD」を発表

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新製品 3Dスキャナ

peel 3dは、扱いやすいプロ仕様のハンドヘルド3Dスキャナー「peel 3」と、リバースエンジニアリングに対応した「peel 3.CAD」を発表した。

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peel 3は、プロ向けの性能や充実した機能を搭載しながら、片手に持って簡単に操作できる3Dスキャナー。エルゴノミクスに基づくマルチグリップデザインにより、さまざまな大きさや形状の対象物を快適にスキャンできる。対象物を動かしてのスキャニングも可能で、PC画面でリアルタイムに進捗状況を確認できる。

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LCDタッチスクリーンがハンドル上に配置されているため親指で操作でき、距離の測定機能を備えるためPC画面を見なくてもスキャニングが可能だ。特徴的なのはハプティクスフィードバックを備えていることで、対象物の形状の狭い部分や位置的に見えない場所など、座標データが不足している部分のスキャニングを、複数の振動パターンでガイドしてくれるので、リアルタイムで補完できる。

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データ取得ソフトウェア「peel.OS」を提供し、スキャンデータからメッシュデータへの変換、後処理、転送などの作業が可能だ。ガイド付きワークフローが作業を最適化し、統合ヘルプ機能による問題解決も可能だ。

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peel 3.CADは、3Dスキャナーに加え、リバースエンジニアリング向けに「peel.CAD」を提供する。スキャンデータの後処理、面生成からCADモデルへの変換といった、リバースエンジニアリングに必要な一連のプロセスの実行が可能だ。SolidWorks、Autodesk、Inventorなどの主要なCADソフトに対応する。

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peel 3の本体サイズは304×150×79mmで重さは950g、対象物の推奨サイズは100~3000mm、スキャン距離は250~550mm。精度は0.25mm/m、最高精度は0.1mm/mで、メッシュ解像度は0.25mm、スキャンスピードは80秒/m2だ。USB 3.0ポートを備える。公式サイトでの販売価格は、peel 3が8490ドル(約122万9400円)、peel 3.CADが1万1990ドル(約173万6600円)となっている。

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