ガジェット作成をシミュレーションできる「Retro Gadgets」早期アクセス版が配信開始
2022/10/18 08:00
PCゲームプラットフォーム「STEAM」で、ガジェット作成のシミュレーションができる「Retro Gadgets」の早期アクセス版が配信開始された。
Retro Gadgetsでは、ガジェットの設計やはんだ付け、コーディング、カスタマイズ、プログラミングなど、ハードウェア/ソフトウェア開発にまつわる一連の工程をシミュレーションできる。
ボタンやスイッチ、スピーカー、ライトなどに加え、CPU、オーディオやビデオチップなどさまざまなパーツが用意されており、好きなように配置位置を決めてガジェットを作成可能だ。作業画面にはピクセルアート形式のグラフィックを採用し、パーツの並べ替えだけでなく、はんだ付けやステッカーの貼り付け、マグネットでパーツ接続など、さまざまな工程を実行できる。
さらに、プログラミング環境としてLua開発環境が用意されており、プログラムコードの作成やデバッグも可能だ。
公開されているトレイラー動画では、Retro Gadgetsで、携帯型ゲーム機「GAME BOY」などを模したガジェットを作成してプログラミングする様子が収録されている。
開発元によると、早期アクセス版の配信期間は1年程度を見込んでおり、完全版では、モジュールやコンテンツ作成ツールに加えて、PCで使用できるレトロなガジェットからコンテンツを作成する機能など、より多くの機能やコンテンツを追加する予定としている。