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テムザック、下水道管点検向けクモ型ロボット「SPD1」開発

テムザックが、下水道管点検向けのクモ型多脚ロボット「SPD1」(プロトタイプ)を開発した。

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同ロボットは、同社が道路/下水道管整備会社からの依頼により、下水道の点検作業を効率化するために開発。従来点検時に利用されてきたタイヤ走行式のテレビカメラ車と比較して、走破性に優れた多脚式を採用した。脚が管の内径に沿うように設計されているので、異なる直径の管でも同ロボットのみで走行できる。

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単体での作業はもちろんだが、先頭車が前方確認し2台目が調査箇所記録、3台目が必要箇所へ作業を施すなどの編成を組んで、さらに効率良く調査/作業することもできる。基本仕様タイプに加えて、上部にカメラを搭載したタイプと360度カメラを搭載したタイプを開発した。

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通信は有線LANケーブルを用いて、コントローラーから操作する。サイズは21×25×25~28cm(タイプによる)で重量は約3.5kgだ。電源はDC12.5V(バッテリー非対応)となる。

同ロボットは、実際の下水道管調査で実証実験を実施後に製品モデルの発表を予定している。また、汎用的なロボット技術をベースにしているため、作業アームなどの機能を追加することで下水道工事以外の狭所調査/作業用への応用展開も可能だという。

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