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耐熱や耐薬品性に優れた3Dプリンター用PPSフィラメント発売

APPLE TREEが、スーパーエンジニアリングプラスチック(スーパーエンプラ)であるポリフェニレンスルファイド(PPS)樹脂の3Dプリンター用フィラメント「PPSフィラメント」を発売した。

PPS樹脂製の同フィラメントは、材料押出法(MEX)方式3Dプリンター向けとして開発。FLASHFORGEの大型業務用3Dプリンター「Creator4S」にも対応する。

PPSフィラメントは、200℃での連続使用に耐える耐熱性を持ち、広い温度領域において高い剛性と強度を持つ。酸やアルカリ、鉱物油に対する耐薬品性においても、他のスーパーエンプラ素材であるPEEK樹脂やPEI樹脂よりも優れている上、材料コストも抑えられるという。

自動車やエレクトロニクス、半導体、分析機器、理化学機器向けでの利用を想定しており、500gナチュラルカラーで価格は1万7050円(税込)。同社のオンラインショップで販売中だ。

PPSフィラメントで印刷した造形サンプル PPSフィラメントで印刷した造形サンプル

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