同書は8年ぶりの全面改訂となる。今回の改訂版では、内容を全て現状に合わせて見直し、変更した他、チーム開発やコンテナなど近年の開発環境および体制を説明する章を追加した。

同書ではPHPやJavaScriptを取り上げながら、さまざまなプログラミング言語に共通する基本を学習する。また、インターネットの仕組みや、Webページがコンテンツを表示する仕組み、Cookieやセッション、フレームワークやライブラリ、データベースといった技術に関しても解説する。

全9チャプター構成。Chapter1からChapter3では、インターネットやWebの仕組みを説明する。Webサーバーの種類や構築、要件などについても解説する。Chapter4ではWebプログラム（XAMPP）の実行環境をインストールし、PHPを使ってプログラムする方法を説明。Chapter5では、PHPを題材に、プログラム例からプログラムの基本的な流れと構文を解説する。

後半3チャプターは応用編との位置付けで、Chapter6ではライブラリや操作性を向上させるJavaScript、Chapter7ではショッピングカートなどに用いられるCookie、Chapter8ではデータベースの使い方をそれぞれ取り上げる。また、Chapter9ではいまどきのプログラミングについても解説している。

ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん［改訂2版］の著者は大澤文孝氏。B5変型判352ページで、価格は2849円（税込）だ。