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独自の触覚フィードバックでリアルな感覚を実現——東京発のVRグローブ「ContactGlove」

グローブタイプのVRコントローラー「ContactGlove」がKickstarterに登場し、11時間で目標額の調達に成功している。東京のスタートアップDiver-Xによるプロジェクトで、国際見本市「CES 2023」のイノベーションアワードを受賞している。

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ContactGloveは、触覚フィードバックと高精度なフィンガートラッキング機能を搭載したVRコントローラー。一般的なVRコントローラーと同じくボタン入力やスライド入力などに対応し、物に触れる感覚を忠実に再現することで仮想空間への没入感を高めてくれる。

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人差し指の側面に設置した3つの磁気センサーがボタン入力とスライド入力を可能にし、独自開発した曲げセンサーと加速度センサー(IMU)、赤外線距離センサーを組み合わせることで、指の曲げや親指の開き、親指と各指の距離の精密なトラッキングができる。より正確なボタン入力が求められるゲームでは、別売りコントローラーの取り付けも可能だ。

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触覚フィードバックモジュールは、形状記憶合金製コイルを採用し、指の腹に圧力を加えることで、物に触れたり、掴んだりする感覚を再現する。魔法や炎といった非日常的な感覚も再現でき、VR体験の幅を広げる。VRプラットフォーム「SteamVR」のすべてのコンテンツに対応する。

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各操作の設定やユーザーの好みに合う感度の調整などができるソフトウェア「DivingStation」や、「Unity」と「UnrealEngine」でContactGloveを使ったコンテンツ開発ができるSDKを提供する。USB type-Cで給電し、約2時間で充電が完了する。フル充電の状態だと、触覚フィードバックなしで6時間、ありだと2時間の動作が可能。グローブのサイズはS/M/Lを用意する。VRトラッカー「Tundra tracker」×2と、最大3台のSteamVRデバイスとの接続が可能な「SW3 Dongle」が付属する。

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ContactGloveは、触覚フィードバックとTundra trackerなしのモデルを6万2000円で、フル機能搭載モデルを14万4400円で提供する。2023年7月の出荷を予定しており、国内の送料は1000円だ。2023年1月20日までクラウドファンディングを実施し、1月16日時点で2600万円の目標額を上回る約4000万円を集めている。

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